LPの一番上の見出し部分は、指示の出し方ひとつで仕上がりが大きく変わる。見た目より先に、ゴールをきちんと伝えるのがコツ。
「かっこいいLPを作って」のような抽象的な指示だけだと、方向性が定まらず、直しを繰り返すことになりやすい。
Claude Codeに指示を出すときに気をつけたい、ゴールの伝え方についてまとめておく。
「見た目の要望」と「ゴール」は違う
「かっこいいLPを作って」という指示は、実は「見た目の要望」でしかない。色やレイアウトは整っても、申し込みボタンのような肝心な要素が背景に埋もれてしまう、といったことがよく起こる。
こうなる理由は単純で、何が「成功」かをこちらが伝えていないから。見た目の指示しかなければ、それらしく見栄えの良いパターンで応じるしかなく、ページの目的そのものは推測に頼ることになる。
装飾の要望より先に、何が伝われば成功かを伝える。これが「見た目の要望」と「ゴール」を分ける境界線になる。
ゴールは、要素と優先順位のセットで伝わる
では、ゴールとは具体的に何を指すか。「イベント名・日時・会場・申し込みリンクが伝わればいい、装飾は最小限で」という言い方には、2つの情報が入っている。ひとつは絶対に欠かせない要素、もうひとつは優先順位だ。
要素だけを並べても、優先順位が抜けていると「全部同じくらい大事」として扱われ、結果的にどれも中途半端になりやすい。逆に「装飾は最小限で」の一言があるだけで、見た目より情報の伝達を優先していい、という判断材料になる。要素と優先順位は、必ずセットで伝える。
実際に投げる指示はこんな感じ。
$ claude > LPの一番上を作って。 > イベント名・日時・会場・申し込みリンクが伝わればいい。装飾は最小限で。
文の長さより、この2つの情報が入っているかどうかのほうが大事。1文にまとめる必要はなく、必要なら箇条書きにしてもいい。
ゴールが曖昧なまま直すと、時間だけが過ぎる
ゴールを伝えないまま直しを繰り返すと、フォントを変えたり配色を調整したりといった、表面的な直しがぐるぐる続きやすい。見た目は変わっても、肝心な要素が埋もれたままということも珍しくない。
一方で、ゴールを一度きちんと伝えておけば、直しの指示そのものも減っていく。「ボタンが目立たない」ではなく「申し込みボタンが埋もれていて、申し込みリンクという目的が果たせていない」と伝えれば、直す側も何を優先すべきかがぶれない。
ゴールは、最初の指示だけでなく、直しの指示のたびに立ち返る基準になる。
まとめ
見た目の要望ではなく、ゴールを伝える。これだけで、指示のやり取りにかかる時間も、仕上がりの精度も変わってくる。
ゴールから伝えるクセがつくと、細かい見た目を一つひとつ指定しなくても、狙った通りのものが返ってくるようになる。指示のたびに何度も直す、というやり取り自体が減っていく。
この考え方は、LPの一番上に限った話ではない。ボタンの配置、フォームの項目、通知の文言など、Claude Codeに何かを頼むときには、この先も何度も出てくる話でもある。
次に何かを頼むときは、まず「何が伝われば成功か」を最初に添えてみてほしい。